営業活動では、「今は必要ありません」「落ち着いたらまたお願いします」といった言葉をいただくことがあります。
以前の私は、その言葉を一つの結果として
受け止めていました。
しかし最近は、「今ではない」という反応にも、
それぞれ異なる背景があるのではないかと
考えるようになりました。
ある企業では、新しい取り組みを
検討する時期ではないないのかもしれません。
別の企業では、目の前の課題への対応が
優先されているのかもしれません。
また、内容に関心はあっても、社内で相談
する時間が必要な場合もあるでしょう。
同じ言葉でも、その意味や背景は
一つではありません。
だからこそ、私たちは「断られた」と結論づける
のではなく、
「今、この企業は何を優先しているのだろう」
という視点で観測を続けたいと
考えています。
企業には、それぞれの経営判断の
リズムがあります。
そのリズムを理解しようとすることも、
企業を理解するための大切な一歩なのかもしれません。
これからも、一つひとつの反応を急いで評価するのではなく、
その背景にある状況や優先順位に目を向けながら、
観測を積み重ねていきたいと思います。
*「本レポートは、営業活動を
通じた現場観測に基づく仮説であり、
今後も継続して観測・比較・検証を
進めてまいります。」